キャンパスの至る所で、さまざまな課外活動に励む学生の姿が見られる東工大。個々の趣味や興味に応じた各活動にはますます熱が入っています。今回は東工大広報サポーターが、キャンパスライフを謳歌する各団体にインタビューしました!
国際交流学生会SAGE(セージ)
気軽に国際交流を始められるイベントが満載
東工大生に対する国際交流の"キッカケ"づくりと、東工大の魅力を海外にPRする多様なイベントの企画・運営に取り組んでいます。留学生向け東工大キャンパスツアーの他、留学生と日本人学生のグループで行う「東京オリエンテーリング」では写真撮影のタスクを加えてゲーム性を持たせたり、留学生とペアを組むスピーチコンテストでは言語を交換して行ったりと、楽しく参加できるよう工夫をしています。現在は東工大の留学生との交流が中心ですが、将来的には大学の枠を超えて国際交流を広げることも検討しています。
「国際交流の魅力は、国籍や文化的背景の異なる学生が集まることで、新たな気付きを得られることです。言葉だけでなくジェスチャーや表情を使って意思疎通ができることも実感してもらいたい」と代表のNさんは話します。気軽に参加できるイベントこそが国際交流への第一歩です。
インタビューをした広報サポーター
(左) S.T. さん
環境・社会理工学院 融合理工学系 学士課程3年
(右) T.S. さん
理学院 物理学系 修士課程2年
Bio Creative Staff(BCS)
小中高生へ向けてバイオの魅力を発信
身近な疑問を解決する視点を得られるのが、バイオを学ぶ魅力の1つ。特に力を注いでいるのが「高校生バイオコン」で、全国各地の高校生チームが生命に関する教材を製作し、実際に小中学生に体験してもらいます。BCSはその運営と高校生チームのサポートを担いながら、本格的な実験設備や専門家の知見に触れる貴重な機会を提供し、高校と大学の架け橋になります。斬新な発想や発表の技術など、熱意あふれる高校生との交流から学ぶこともたくさんあるそう。また、小中学生向けの実験教室も開催しています。身近なものからバイオの面白さを知り、そこから興味を持って学んでもらいたいとのこと。バイオの魅力を幅広い世代の人に届けられるようなイベントをいろいろ用意しています。
インタビューをした広報サポーター
(左) Y.H. さん
環境・社会理工学院 建築学系 学士課程3年
(右) H.T. さん
工学院 情報通信系 学士課程2年
工大祭実行委員会(JIZI)
互いの強みを発揮し、みんなで築く工大祭
10月に開催される工大祭は、毎年5万人も来場者が訪れる一大イベント。ステージイベントや模擬店、最先端の研究紹介など、2日間でさまざまな企画が行われます。それを陰で支えるのが、250人の学生から成る工大祭実行委員会[JIZI(ジツイ)]。6つの局と6つの担当から、自分の取り組みたい活動をそれぞれ1つ選んで(例えば、広報局と美術作品担当)3年間従事します。互いの強みを活かし、弱みをカバーし合って、みんなで新たな挑戦をする環境が魅力なのだそう。また、教職員や地域住民と連携して、工大祭に関わる全ての人を楽しませるという責任が、やりがいにもつながっていると言います。「どこを切り取っても楽しい工大祭」を目指して奮闘するメンバーの情熱があふれています。
インタビューをした広報サポーター
(左) E.F. さん
生命理工学院 生命理工学系 学士課程2年
(右) O.M. さん
生命理工学院 生命理工学系 学士課程4年
本インタビューは東京工業大学のリアルを伝える情報誌「Tech Tech ~テクテク~ 43号(2023年9月)」に掲載されています。広報誌ページから過去に発行されたTech Techをご覧いただけます。
(2023年6月取材)