東京工業大学と東京医科歯科大学が統合し、2024年10月に東京科学大学(Science Tokyo)が誕生しました。
Science Tokyoで学びたい方向けの情報はサイト「Science Tokyo 受験生(External site)」をご確認ください。
本サイトには前進の東京工業大学の受験生・高校生向けの情報が掲載されていますが、順次「Science Tokyo 受験生」に移行していきます。

柔軟な学修 ~系とコース~

Science Tokyoは、学生が自主的に学修分野や進路、キャリアを選択できる教育体系を整えています。
学士課程入学から博士後期課程まで、複数の機会に自分の学修したい分野を選択、変更できます。
また、専門分野を深く学べるというScience Tokyoらしさを活かしつつ、希望すれば、その他の分野も広く学べるような教育体系であることも、東Science Tokyoの特徴です。

系を選ぶ
~学士課程の専門分野選択~

入学する時に学修する分野を1つに絞る必要はありません。1

1年目

  • 学士課程1年目は、理工系や文系の多様な教養科目と、学院ごとの専門分野の科目を幅広く学修します。

  • 年明け以降、1年目の学修を踏まえて、学士課程2年目に系を選択、所属します。2

2~3年目

  • 系で自分が選択した分野の専門科目を勉強しつつ具体的にどのような研究テーマに取り組んでいる研究室で勉強したいかを絞りこみます。

柔軟な学修3
~系以外の特別な学修

【三大学連合・複合領域コース】

一橋大学、東京外国語大学、およびScience Tokyoは、四大学連合憲章を締結し、その憲章に基づき、下記の複合領域コースを設置しています。

  • 総合生命科学コース

  • 海外協力コース

  • 生活空間研究コース

  • 科学技術と知的財産コース

  • 技術と経営コース

  • 文理総合コース

  • 医用工学コース

  • 国際テクニカルライティングコース

これらのコースの受講者は、Science Tokyoで専門的な知識と技術を身につけながら三大学連合の協定大学で新たな専門分野を学ぶことができ、コースが定める履修科目の所要単位を修得し合格した場合に、コース修了が認定されます。

【グローバル理工人育成コース】

Science Tokyoの教育目的・特色を踏まえた魅力的なグローバル人材の育成のためのコースです。
高度科学技術人材の活躍の場は、先進国に留まらず新興国の様々な分野へ広がっています。グローバルに活躍できる高度科学技術人材には、優れた専門力に加えて

  • 探究心とチャレンジ精神

  • 異なる文化を理解しながら課題解決に向けてリーダーシップを発揮できる能力

  • 異なる文化や専門性を持つ人々と協働できる能力

が求められます。
Science Tokyoでは、学士課程卒業生の約9割が大学院に進学するという特徴を踏まえ、大学院課程修了後に新興国を含む世界でリーダーシップを発揮できる人材を育成することを目的として「グローバル理工人育成コース」を設置しています。

4年目

  • 自分で選択した教員(系担当)の研究室において、学士特定課題研究を行います。3

コースを選ぶ
~大学院課程の専門分野選択~

コースの選択5

修士課程博士後期課程共通
  • コース選択

    大学院課程では、学院・系に入学しコース(大学院課程教育プログラム)を選択します。専門職学位課程も有しています。修士課程では、学士課程で学修した分野と同じ系にするか、あるいは、別の系にするか、自由に分野を選択して入学試験を受けることができます。

コース一覧へ

  • 複数の学問領域からなるコース

    地球規模の社会的課題を解決するためには、専門分野だけにとらわれず、様々な分野の知見を活かすことが必要です。そこでScience Tokyoには、異なる学問領域を融合し、新たな学問領域を確立した上で教育にあたる先駆的なコースとして、複数の学院や系にまたがっている「複合系コース」があります。

複合系コース

コースで学修

  • 大学院課程では、自分が選択したコースで、専門科目を勉強しつつ、研究室で研究に取り組み、論文を作成します。

柔軟な学修6
~コースの学修方法選択

修士課程では、学修方法が主に2つあり、自分で好きなように学修できます。

【専門学修】修士課程博士後期課程共通)

最も一般的な学修方法で、コースで主たる専門分野を集中的に学修します。

【広域学修(副専門学修)】修士課程

主たる専門分野と異なる分野を、体系的に学びます。全コースが、他コースの学生のために副専門学修のためのカリキュラムを明示しています。修了すれば、修了証書が大学から授与されます。

【広域学修(特別専門学修)】
修士課程博士後期課程共通)

最先端分野や社会的な課題に対応するため、全学的な見地からコースとは別に特別なカリキュラムを設定しています。修了すれば、修了証書が大学から授与されます。

※上記は、標準的な学修パターンです。

系を選ぶ
~学士課程の専門分野選択~

学士課程

「柔軟な学修」ポイント
学士課程

※上記は、標準的な学修パターンです。

入学する時に学修する分野を1つに絞る必要はありません。1

1年目

  • 学士課程1年目は、理工系や文系の多様な教養科目と、学院ごとの専門分野の科目を幅広く学修します。
  • 年明け以降、1年目の学修を踏まえて、学士課程2年目に系を選択、所属します。2

2~3年目

  • 系で自分が選択した分野の専門科目を勉強しつつ具体的にどのような研究テーマに取り組んでいる研究室で勉強したいかを絞りこみます。
柔軟な学修3
~系以外の特別な学修

【三大学連合・複合領域コース】

一橋大学、東京外国語大学、およびScience Tokyoは、三大学連合憲章を締結し、その憲章に基づき、下記の複合領域コースを設置しています。

  • 総合生命科学コース
  • 海外協力コース
  • 生活空間研究コース
  • 科学技術と知的財産コース
  • 技術と経営コース
  • 文理総合コース
  • 医用工学コース
  • 国際テクニカルライティングコース

これらのコースの受講者は、Science Tokyoで専門的な知識と技術を身につけながら四大学連合の協定大学で新たな専門分野を学ぶことができ、コースが定める履修科目の所要単位を修得し合格した場合に、コース修了が認定されます。

【グローバル理工人育成コース】

Science Tokyoの教育目的・特色を踏まえた魅力的なグローバル人材の育成のためのコースです。
高度科学技術人材の活躍の場は、先進国に留まらず新興国の様々な分野へ広がっています。グローバルに活躍できる高度科学技術人材には、優れた専門力に加えて

  • 探究心とチャレンジ精神
  • 異なる文化を理解しながら課題解決に向けてリーダーシップを発揮できる能力
  • 異なる文化や専門性を持つ人々と協働できる能力

が求められます。
Science Tokyoでは、学士課程卒業生の約9割が大学院に進学するという特徴を踏まえ、大学院課程修了後に新興国を含む世界でリーダーシップを発揮できる人材を育成することを目的として「グローバル理工人育成コース」を設置しています。

4年目

  • 自分で選択した教員(系担当)の研究室において、学士特定課題研究を行います。3

コースを選ぶ
~大学院課程の専門分野選択~

修士課程・博士後期課程

修士課程・博士後期課程

※上記は、標準的な学修パターンです。

コースの選択5

修士課程博士後期課程共通
  • コース選択

    大学院課程では、学院・系に入学しコース(大学院課程教育プログラム)を選択します。専門職学位課程も有しています。修士課程では、学士課程で学修した分野と同じ系にするか、あるいは、別の系にするか、自由に分野を選択して入学試験を受けることができます。

コース一覧へ

  • 複数の学問領域からなるコース

    地球規模の社会的課題を解決するためには、専門分野だけにとらわれず、様々な分野の知見を活かすことが必要です。そこでScience Tokyoには、異なる学問領域を融合し、新たな学問領域を確立した上で教育にあたる先駆的なコースとして、複数の学院や系にまたがっている「複合系コース」があります。

複合系コース

コースで学修

大学院課程では、自分が選択したコースで、専門科目を勉強しつつ、研究室で研究に取り組み、論文を作成します。

柔軟な学修6
~コースの学修方法選択

修士課程では、学修方法が主に2つあり、自分で好きなように学修できます。

【専門学修】修士課程博士後期課程共通)

最も一般的な学修方法で、コースで主たる専門分野を集中的に学修します。

【広域学修(副専門学修)】修士課程

主たる専門分野と異なる分野を、体系的に学びます。全コースが、他コースの学生のために副専門学修のためのカリキュラムを明示しています。修了すれば、修了証書が大学から授与されます。

【広域学修(特別専門学修)】
修士課程博士後期課程共通)

最先端分野や社会的な課題に対応するため、全学的な見地からコースとは別に特別なカリキュラムを設定しています。修了すれば、修了証書が大学から授与されます。

複合系コース

21世紀において、理工系大学が果たす役割は無限に拡がっています。地球規模で課題となっているテーマは多くあります。そのほとんどが、理工系大学の研究テーマであり、解決の道標をつけることが、私たちの役割です。これらの地球規模の社会的課題を解決するためには、専門分野だけにとらわれず、様々な分野の知見を活かすことが必要です。

このような力を持った人材を輩出するために、大学院課程には、異なる学問領域を融合し、新たな学問領域を確立した上で教育にあたる先駆的なコースとして複数の学院や系にまたがっている「複合系コース」があります。

複合系コース

エネルギー・情報コースエネルギー・情報コース

エネルギー・情報コース

エネルギー学×情報科学の融合による
エネルギー社会の構築と変革

複雑に発展したエネルギー関連技術を各系の高度専門性に基づき再構造化し、多角的に発展する情報科学と融合した新たな学問領域“多元的エネルギー学理”を開拓します。常に激変する環境エネルギー問題の解決を目指し、本質を見抜く俯瞰力と洞察力、自立的な課題抽出・解決力を兼ね備え、国際的リーダーシップを発揮してイノベーションを牽引できる人材を養成します。

エネルギー・情報コースが設置されている学院・系

エンジニアリングデザインコースエンジニアリングデザインコース

エンジニアリングデザインコース

エンジニアリングデザインを通じて
社会の様々な課題の解決に寄与する

既存の科学・工学体系を俯瞰的に理解しながらもその枠に囚われずに、人類が抱える様々な課題の解決に寄与し、社会で求められる新たな技術・価値・概念の創出に貢献できる能力、すなわち、エンジニアリングデザイン能力の涵養を目標とします。

エンジニアリングデザインコースが設置されている学院・系

人間医療科学技術コース人間医療科学技術コース

人間医療科学技術コース

科学技術の発展を通じて、健康と環境に配慮した持続可能なグローバル社会の実現に貢献する

本コースは、ひとの豊かな暮らしを目指し、健康や医療に関する最先端の研究を推進します。理工学、医療、健康科学などを融合し、持続可能な安心・安全な社会の構築を目指します。そのために、幅広い視野と高度な専門力、倫理観、国際性を備えた人材を育成し、新たな学問分野の創出とグローバルな研究・開発を担うリーダーを輩出します。
※本コースは、理工学系と医歯学系が融合した大学院教育コースです。医歯学系では大学院特別専門学修プログラムとなります。

人間医療科学技術コースが設置されている学院・系
      

原子核工学コース原子核工学コース

原子核工学コース

原子核エネルギーと放射線の有効利用で社会に貢献する

原子力の利用は今後どうしたらよいのでしょうか。ガンの治療にも使われている放射線をもっと有効に利用するにはどうしたらよいでしょうか。原子核工学コースでは、原子核エネルギー・放射線の利用、およびそれらを支える科学・工学を研究対象とした原子核工学を体系的に学修し、また研究に取り組むことで、これらの課題に答えを出していきます。

原子核工学コースが設置されている学院・系

知能情報コース知能情報コース

知能情報コース

新世代人工知能がひらく超スマート社会

知能情報コースは、情報科学技術の数理的な側面と工学的な側面を学んできた学生に加えて多様な分野を背景にもつ学生を受け入れて、多様な観点から情報科学技術を駆使して実世界の複雑な問題を解決し、社会の発展に寄与する高度な知能情報システムやサービスを構築する力を持った人材を育てることを目指して設計された情報理工学院のコースです。

知能情報コースが設置されている学院・系

都市・環境学コース都市・環境学コース

都市・環境学コース

未来を担う、しなやかな都市・環境をデザインする

都市・環境学コースでは、今日の都市・環境が直面する多様で複雑な問題を、豊かな発想力と最先端の技術力をもって解き明かしながら、安全性、快適性、文化性等を包含する「レジリエンス(自ら回復する力、しなやかさ)」を備えた都市・環境の創造のための研究を進めるとともに、こうした未来の都市・環境を築く担い手の育成を目指しています。

都市・環境学コースが設置されている学院・系

地球生命コース地球生命コース

地球生命コース

地球生命科学の根源的問いに挑む

WPI(世界トップレベル研究拠点プログラム)地球生命研究所(ELSI)で培った学際的・国際的な研究力を大学院学生の教育に活かし、生命の起源など自然科学の根源的問いを明らかにする人材や、環境・気候・水・資源等の地球規模課題を解決できる現代社会が長期的に欲する人材を養成します。

地球生命コースが設置されている学院・系

物質・情報卓越コース(博士後期課程)物質・情報卓越コース(博士後期課程)

物質・情報卓越コース(博士後期課程)

物質科学と情報科学を融合し、未来を切り拓く卓越人材の創出

持続可能な社会の構築のために産業の革新が求められている現代において、物質と情報を自在に操り「ものつくり」を社会のサービスにつなげて考えられる人材が必要とされています。本コースでは物質と情報をリンクさせ、情報科学を駆使して複眼的・俯瞰的視点から発想することで、独創的な物質・情報研究を進める「複素人材」を養成します。

物質・情報卓越コースが設置されている学院・系