理学部 化学科 学士課程3年
(出身地:東京都/アルバイト:塾講師)
今、一番励んでいること
やはり、勉強です。自分が好きな分野である量子化学を中心に化学科の専攻生として、必要な知識、実験スキルの習得に励んでいます。性格的にまんべんなく、幅広い知識を得たいタイプ。もちろん、部長を務める東工大Sicnece Techno(サイテク)での活動にも知識を活かしていきたいと思っています。
将来の夢、目標
修士課程への進学は決めています。修士卒業後は、化学者になるか、高校の教員になって理科を教えたいと思っています。小学6年生時の先生が、教科書にとらわれない理科の面白さを教えてくれたのがきっかけ。高校生という、大切な時期を過ごす学生に、自分が受けた影響を提供していきたいですね。化学者にせよ教員にせよ、根底にあるのは「世の中の役に立ちたい」という想いなんです。
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毎日のスケジュールチェックはお気に入りの手帳で
スマホはもちろん持っているんですが、毎日のスケジュール管理は、大きめの手帳と決めています。
学業はもちろん、サイテクの部長になってから、書き込む内容が多くなったので、一覧性のある手帳がやっぱり便利ですね。日記帳も兼ねていて、毎日、通学途中で1日の段取りや部会で話す内容などをチェックしています。 -
化学の各分野の基礎を学ぶ
化学の各分野の基礎コースを受講。合成、反応の仕組み、分析方法、物質機能など、幅広く学んでいます。基礎研究が理学部の一番の強みだと信じているので、この辺りは確実にしっかりと会得しておきたいところです。ここで学んだ知識が、具体的なモノ・コトのベースになっていくんですよね。
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ランチを兼ねて、サイテクの打合わせ
サイテクの部室にて、ランチを食べながら他の部員とイベント準備の打合わせ。部長になってからは、ほぼ毎日ランチはここで食べています。イベント準備の進捗状況を報告し合ったりタスクの整理をしたりと、なかなかに忙しいです(笑)。
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ついつい夢中になってしまう物理化学実験
午後は、学生実験室にて物理化学の実験を行っています。白衣とゴーグルは、必須アイテム。これがないと、実験を行うことはできません。実験のペースは大体、週に2、3回ほどです。実験内容は課題によって様々ですが、内容によっては、4、5時間ぶっ通しで実験を続けてしまうこともあります。文字通り、時間を忘れて夢中になってしまうんです。気がつくと外が真っ暗、なんてこともしょっちゅうです(笑)。
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再びサイテク部室にてディスカッションなど
午後一杯を実験に使った後は、部室に戻り、イベント準備の続きやディスカッションを仲間と行います。地域の小学生に科学の楽しさを実感してもらうワークショップの準備はタスクが山積みで、スケジュール管理に常に奔走していますね。繁忙期ともなると、10件のイベント準備が並行して進んでいるので、調整だけで大変です。
部の体制は、勧誘プロモーションの甲斐あって、今や部員数は100名を超えるほどになりました。ご覧の通り、常に部室は賑やか。部長として残された活動期間は半年ですが、その間に活動をよりスムーズに進められる体制を実現したいですね。小学生だけでなく、部員に対してもサイテクの活動を通して、今後の人生のいいきっかけづくりを提供できれば、部長としてこれ以上のことはありません。
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自宅でレポート作成
帰宅前には、図書館でレポートについて調べたりします。
帰宅後は、夕食をとってから、図書館で調べた内容をまとめて、レポートを仕上げます。それが終わると、ネットサーフィンで動画サイトなどを鑑賞して息抜きしますね。
ただ、疲れを感じるとすぐに寝るようにしています。疲れを取るには睡眠が一番ですから。
サイテク部長、実験で多忙だけど充実している日々を実感しつつ、また明日からも頑張ろうと思います。
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サイテク部室
キャンパスライフの半分はここ。サイテク仲間は、かけがえのない存在。
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ロッカールーム
学びを共にする学友とのたまり場。普段はもっと散らかっているとかいないとか。
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エクセルシオール
キャンパス内にカフェがあるのはうれしいポイント。ちょうどよい気分転換に。
(2013年取材)