工学部 高分子工学科 学士課程4年
(出身地:神奈川県/アルバイト:今は無し)
今、一番励んでいること
やはり、毎日の研究です。とにかく早く、知識と技術を身につけて一人前の研究者になりたいという想いが常にあります。今は、助教、ポスドクの先輩にお世話になったり、頼ってしまっているので。自分の研究なので、自分自身で進行、評価できるようになりたいです。機材の扱いなども含めて、経験がモノを言う世界だと思うので、今は、懸命に経験を積むのみですね。
将来の夢、目標
実は、将来就きたい職業については文理のこだわりがないんです。とにかく、自分の能力を活かせて、自分にしかできないことをやっていきたいと思っています。文系だったらマスコミやデレビ局のプロデューサー。人のココロに働きかけることをしたいです。理系だったら研究職ですね。オムツや洗剤など、消費材の開発に携わりたいです。文理ともに、目に見えるカタチで、一般の生活者に分かりやすく伝わるものがいいですね。
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自転車で登校
大岡山駅から一駅のところに住んでいるので、通学は自転車です。自転車で大学まで約10分くらい。雨だと、徒歩で20分くらいですね。実は夜型なので朝はあまり得意じゃないのですが…(笑)。
ちなみに4年生になるまでは、朝はカフェでバイトをしていました。 -
研究室ゼミで研究の検討会
午前中は研究の検討会です。毎週開催されていて、学生全員が月に一回程度発表します。内容は、研究の進捗状況と、次の展開についての発表。それに対して、先生や先輩からフィードバックやアドバイスをいただきます。教授や先輩方の前で公式に実験結果を発表するので、準備が大変です。完成させるまでに1週間はかかりますね。ただ、毎日、助教が添削してくれるので、真面目にやっていれば、最終的にはちゃんとした体裁に仕上げられます。こうした添削は、学会発表や論文制作を見越した資料体裁を前提としているので、とてもためになります。基礎を叩き込まれている感じですね。東工大ならではのスタイルだと思っています。
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友人とおしゃれカフェでランチ
学部に仲のいい女子が3人いるのですが、そのメンバーで毎月、自由が丘や緑が丘まで足を伸ばしてランチに行っています。いつもは学食ばかりなので、こうした仲良しとのランチはすごくリラックスできますね。それぞれの研究や院試の対策などの学業の話題は刺激になりますし、もちろんガールズトークもします(笑)。実はこのメンバーは類時代からの友人。休日も一緒に料理教室に行ったり、本当に気の置けない仲間なんです。
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1日の大半を過ごす、研究室
午後はほとんどを研究に費やします。長い場合だと、研究にのめり込んで12時間いることもあります。セルロースの加水分解活性能を検討する研究なのですが、生物よりの研究をしているので反応スケールが小さいため、少量の試料を精確に量りとることが重要です。そこで活躍するのがピペットマンです。ピペットマンが私の研究の成果を左右しています。セルロース分散液を超純水から緩衝液へ置換するなど、地味ですがより良い実験結果を出すために準備は慎重に行います。基本的に、研究室では淡々と自分の研究を進めていますね。機材の使い方など、分からないことについては助教やポスドクが親身になって教えてくださるので、本当に助かっています。また、4年生同士でもよく相談し合ったりしています。いい刺激とプレッシャーになります。こうした研究には実は費用が結構かかったりするのですが、東工大では機材も備品も潤沢に使うことができるので、環境に恵まれていると思いますね。
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自転車で帰宅
帰路につくころは、研究からの解放感からか、よく自転車に乗りながら歌を歌っています(笑)。帰宅後の夕食は自炊。研究で忙しいので、土日に作り置きして、まかなったりしています。もしくはスーパーでお惣菜のセール品を買うなど、結構工夫しているんですよ(笑)。
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寝る前に大好きな海外ドラマを鑑賞
家では完全にリラックスモードなので、のんびりと夕食をとり、大好きな海外ドラマのDVDを観ています。こうした時間は、くつろぎはもちろんですが、充実感もありますね。翌日に備えて、いつも1時には就寝するようにしています。
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研究室
一日の大半を過ごす場所。きれいで気に入っています
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第2食堂
いつもおいしいご飯を提供してもらっています。
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図書館の自習室
カフェみたいなおしゃれな雰囲気で気に入っています。
(2013年取材)