アカペラサークルあじわい
アカペラを通し、音楽の深いあじわいに触れる
アカペラサークルあじわいは、歌や音楽が好きな人が集まり、歌うこと・ハモることを全力で楽しんでいるサークルです。活動は大きく分けて2つあり、「全体曲」の練習、サークル内でのライブ、BBQや運動会などのイベントを行う全員の活動と、6人程度で練習するバンド活動で、バンドは複数掛け持ちができます。バンドごとにJ-POPやアニメソング、ゲーム音楽など、それぞれ好きなジャンルから選曲して練習します。
毎年3月には、70周年記念講堂で家族やOBOG、お客さんを招き、1年間の集大成ともいえる「サークルライブ」が開催されます。
初心者もバンドに加入し、ハモる喜びを体感
本格的な活動の開始はGW明けで、新入生を含めた約6人で「スターティングバンド(通称:スタバン)」を結成することから始まります。スタバンではそれぞれでリード、コーラス、ベース、ボイスパーカッションなどのパートを決め、「新歓譜」と呼ばれる簡単な楽譜を使って先輩たちからアカペラの基礎を習います。アカペラ初心者も多く、約2ヵ月後に行われる新人ライブに向け、先輩たちの指導を受けながら練習します。
アカペラの魅力は他の人と声を合わせて音楽を作りあげる感動が得られることです。声だけでハーモニーを奏でることは繊細で難しく、音が合うまで地道に練習を重ねていくことが必要です。美しくハモれた時は鳥肌が立つほど気持ちが良く、その絶妙なハモリ体験にますます引き込まれていきます。
人前で歌う緊張感と感動が魅力
新歓ライブ、若葉祭、工大祭、サークルライブなど、学内外の方を前に歌声を披露する機会が多くあります。当初は緊張している新入生も回数を重ねるたびに面白さを実感し、その緊張感さえも楽しめるほどに成長していきます。
他にも、「50fes」や「SHIBUYA A CAPPELLA STREET(通称:渋アカ)」などのストリートイベントや、ライブハウスで行われるイベントにも多くのバンドが参加しています。学外の音楽イベントは、専門的な舞台設営や照明の中、多くのお客さんの前で歌えることが醍醐味です。その貴重な体験や高揚感が忘れられず、イベントやコンテストへ参加するバンドは年々増えています。
自分でアレンジした曲を歌いあげる喜び
あじわいの選曲は誰もがよく知る曲からあまり知られていない曲まで、自分の好きな曲をアカペラ用にアレンジして使っています。そこで年に1回、新入生のための編曲講座も開催されています。PCの専用ソフトを用いて自分らしくアレンジした歌を自ら歌いあげ、お客さんから大きな拍手をもらうことで大きな喜びと達成感を味わうことができます。
また、全員で歌う「全体曲」は、バンドに比べて音の厚みが重厚になり、華やかで力強い音楽になるのが特徴です。大勢で作りあげるダイナミックな歌声に、会場全体が震えるような一体感に包まれます。
趣味を共有した幅広い交流
運動会やBBQ、クリスマスライブなどのイベントの他、春合宿と夏合宿にも力を入れています。合宿限定のバンドを組み、歌を仕上げるアカペラざんまいの合宿です。イベントや合宿を通して、メンバー同士の親睦も深まります。
サークル員の男女比はほぼ2:1で男性がやや多く、学年も学士課程1年から修士課程まで幅広く、なかなか関わる機会のない人たちと仲良くなれることも魅力の一つです。
新入生へのメッセージ
アカペラは声だけで表現する音楽であるため、機材など必要なく、その場にいる人たちで、即興で音楽を楽しむことができます。 あじわいでは参加するバンドやその数も自由に選べ、自分の好きな頻度で活動できるため、他サークルとの兼部も可能です。
「興味はあるけど…」、「アカペラってなんか難しそう…」と躊躇している人も、3月下旬から4月にサークル体験練習会を開催していますので、一度アカペラを体験しに来てください。歌が上手である必要はありません。歌や音楽が大好き、自信を持ちたい、新しいことを始めたい、沢山の友達を作りたい、などアカペラを始める理由はなんでも構いません。ぜひ一緒にアカペラを楽しみましょう!
サークル概要
- サークル名: アカペラサークルあじわい
- 設立: 2013年(2019年に公認)
- 部員数: 83名(2023年10月現在)
- 活動日: 週1、2回のバンド練習(1回2時間程度)。月1回の全体会。
- 練習場所: 部室、講義室、ウッドデッキ。近隣の音楽スタジオ。
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年度初めには新入部員を加えて「スタバン」を組むため、入部時期は例年、5月上旬までとなっています。
2023年9月掲載