大学入学共通テストと東工大入試

2023年4月の入学を目指すみなさまへ

情報が更新される場合がありますので、詳細は各募集要項および新着入試情報をご確認ください。

大学入学共通テストと東工大入試

大学入学共通テスト開始に伴うお知らせ

大学入学共通テストの開始に伴い、2020年度入試よりいくつか変更がありました。
主な変更点は以下の通りです。

  • 一般選抜(前期日程)、学校推薦型選抜、総合型選抜を実施します。後期日程は実施しません。
  • どの入試にも、本学の指定する大学入学共通テスト5教科7科目の受験が必要です。外国語科目として「英語」を選択した場合、200点の内訳は【リーディング】100点、【リスニング】100点とします。
  • 前期日程では、全学院の志願者計が募集人員計の4倍を超えた場合、本学が指定する大学入学共通テストの5教科7科目の成績(得点合計)により第1段階選抜を行うことがあります。

新着入試情報

学士課程入試の募集要項など、最新情報を随時掲載します。必ずご確認ください。

東工大では、学問領域を6つの学院に分け、学院別に入学者を決定します。1年目に理工系の基礎科目や文系の多様な教養科目を中心に幅広く学修したうえで、2年目に進む時に系を決めます。まずは自分が興味のある学びを探してみてください。
どの学院からどの系に進むことができるかは、学院・系・コースの関係で確認することができます。

各選抜における募集人員

学院
募集人員
前期日程
学校推薦型
総合型
理学院
151
143
8
工学院
348
314
34
物質理工学院
178
160
18
情報理工学院
92
86
6人程度
生命理工学院
150
135
15
環境・社会理工学院
109
92
※ 17
合計
1,028
930
8
90

環境・社会理工学院の総合型選抜は系単位で募集します。A(建築学系)7名、B(土木・環境工学系)5名、C(融合理工学系)5名それぞれ募集します。

大学入学共通テストのポイント

どの入試においても、東工大の指定する大学入学共通テスト5教科7科目の受験が必要です。

大学入学共通テストの配点

教科
国語
地理歴史、公民
数学
理科
外国語
合計
配点
200
100
200
200
200
900
外国語科目として「英語」を選択した場合、200点の内訳は【リーディング】100点、【リスニング】100点とします。なお、「英語」を選択し、【リスニング】を免除された者は、【リーディング】の配点100点を200点に換算した得点とします。

本学を受験するために必要な教科・科目(5教科7科目)

教科
科目
国語
「国語」
地理歴史、公民
「世界史B」、「日本史B」、「地理B」、「現代社会」、「倫理、政治・経済」から1科目
数学
「数学Ⅰ・数学A」、「数学Ⅱ・数学B」の2科目
理科
「物理」、「化学」、「生物」、「地学」から2科目
外国語
「英語(リスニングを含む)」、「ドイツ語」、「フランス語」、「中国語」、「韓国語」から1科目

一般選抜(前期日程)のポイント

  • 6つの学院全てで実施
  • 全学統一試験
  • 受験者は、志望順に3つの学院まで選んで出願します。
  • インターネット出願:募集要項もWebでの閲覧(冊子の配布はありません。)

第1段階選抜

全学院の志願者計が募集人員計の4倍を超えた場合、本学が指定する大学入学共通テストの5教科7科目の成績(得点合計)により第1段階選抜を行うことがあります。

個別学力検査

試験日
第1日目
第2日目
科目・
試験時間
数学
9:30~12:30
(180分)
英語
14:00~15:30
(90分)
物理
9:30~11:30
(120分)
化学
13:00~15:00
(120分)

大学入学共通テスト及び個別学力検査の配点

教科
国語
地理歴史、
公民
数学
理科
外国語
合計
大学入学共通テスト
利用しません
個別学力検査
数学 300
物理 150
化学 150
英語 150
750

合否判定

個別学力検査の成績及び調査書の内容を総合して合格者を決定します。大学入学共通テストの成績(得点)は合否判定に利用しません。

学校推薦型選抜のポイント

  • 理学院のみ
  • 出願:現役生のみ
  • 募集人員:8名
  • 願書提出:出願書類は、当該学校長から提出してください。
  • 推薦書:当該学校長より推薦(1校2名まで。ただし3については制限なし)
  • 推薦要件:高等学校又は中等教育学校を2023年3月卒業見込みで、1、2、3のいずれかに該当する方
  • 正規の授業科目の一環として実施した課題研究(理学及びそれに関連した内容に限る)で主導的な役割を果たし、優れた成果を挙げてそれをとりまとめて発表した者
  • 課外活動において理学に関連した研究を行って優れた成果を挙げ(主導的な役割を果たしたことが必要)、それをとりまとめて校外の参加者を含む学校内外で発表したことを客観的に示す資料を提出できる者
  • 数学、物理、化学、地学のいずれかの国際科学オリンピックに日本代表として出場した者、又は国際科学オリンピックの国内予選に相当する地区大会等で優秀な成績を収めた者

選抜方法:個別学力検査を免除し、大学入学共通テストの成績(5教科7科目)、出願書類及び調査書を総合的に評価して合格者を決定します。

総合型選抜のポイント

  • 工学院、物質理工学院、情報理工学院、生命理工学院、環境・社会理工学院
    学士課程2年目の系所属の際に、環境・社会理工学院では、総合問題Aを受験し合格した者は建築学系に、総合問題Bを受験し合格した者は土木・環境工学系に、総合問題Cを受験し合格した者は融合理工学系に、それぞれ所属する。
  • 出願:現役・既卒を問いません。
  • 選抜方法:学院ごとに試験内容が異なります。2段階選抜を行います。大学入学共通テスト(5教科7科目) を課します。個別学力検査(総合問題)、提出書類等によって合格者を決定します。

第1段階選抜

学院
内容
工学院、
物質理工学院、
環境・社会理工学院A、B
志願者数が学院(環境・社会理工学院においてはAまたはB)ごとの募集人員の約2~3倍を超えた場合には、本学が指定する大学入学共通テスト5教科7科目の成績(得点合計)により第1段階選抜を行うことがあります。
情報理工学院
志願者数が学院の募集人員の約2~3倍を超えた場合には、大学入学共通テストの得点と出願書類を用いて第1段階選抜を行うことがあります。第1段階選抜の判定では活動実績報告書の内容を重視します。大学入学共通テストの得点は、基礎学力の判定のために用い、概ね650点以上の得点かどうかで判断します。
生命理工学院
大学入学共通テストの得点は、基礎学力の判定のために用い、概ね650点以上の得点かどうかで第1段階選抜を行います。
さらに、志願者が学院の募集人員の約2~3倍を超えた場合には、大学入学共通テストの得点と出願書類を用いて第1段階選抜を行うことがあります。
環境・社会理工学院C
志願者数が環境・社会理工学院Cの募集人員の約2~3倍を超えた場合には、大学入学共通テストの得点と出願書類を用いて第1段階選抜を行うことがあります。

第2段階選抜

総合型選抜 個別学力検査(総合問題等)

学院
総合問題
内容
工学院
筆記
数学や物理に関連した工学の基礎となる課題の設問により、論理的な思考力、解決力および記述力を評価する。
面接
工学分野に対する志望動機、与えられた物理や数学のテーマに関して論理的かつ明快に説明する能力を評価する。
物質理工学院
筆記
自然科学全般を範囲とし、特に化学と物理を中心とする知識及び考え方について出題し、論理的な思考力とともに記述力も評価する。
面接
科学的な知識及び考え方について試問し、考察力、表現力とともに物質についての科学技術を学ぶ上での適性を評価する。
情報理工学院
面接
志願者の活動実績報告書に関する発表や質疑応答等に基づき、情報に対する適性・素養・説明能力を評価する。
生命理工学院
筆記
生物に関する設問により、基礎学力、論理的な思考力及び記述力を評価する。
面接
生命理工学分野に対する志望動機、学習意欲、論理的な思考力及び適性を評価する。
環境・社会理工学院
A 造形課題
高校数学Ⅲ程度までの数学を応用した建築に関連する形態の造形、スケッチおよび説明文を解答させ、建築・都市空間の創造力を評価する。
B 筆記・面接
国内外の社会や環境に関わる公共的な課題に対して、問題の所在を整理し、解決できる素養並びにその表現の能力を評価する。
C 面接
グローバル化する世界の環境および社会的な問題について見解を論理的に形成し、それを表明し、審査員と質疑応答する面接を行う。これによって論理的な思考力、表現力、対話によって思考を深める力を評価する。

入試情報

入試に関する冊子
公開・配布予定
媒体
入学案内2023
2022年6月
Web・冊子
東工大の概要を高校生・受験生向けにまとめたパンフレット。東工大について教員や学生の声を織り交ぜながら紹介しています。
入学者選抜要項
2022年7月
Web
2023年度入試に関する各入試の詳細情報をまとめています。(冊子での配布はありません)
学生募集要項
一般選抜
(前期日程)
2022年10月
Web
インターネット出願 (冊子での配布はありません)
学校推薦型選抜
2022年9月
Web・冊子
出願の際は冊子取り寄せが必要
総合型選抜
2022年9月
Web・冊子
出願の際は冊子取り寄せが必要