無線研究部

ものつくりサークル特集 無線研究部

無線研究部について

無線研究部とは

無線研究部(コールサイン:JA1YAD)は、無線の運用をはじめとして、電子工作やプログラミングなどさまざまな活動を行っている団体です。
部員はそれぞれ自分が興味を持った分野について自主的に研究や製作を行っています。

活動時間

無線研究部には決まった活動時間はありません。
部室は基本的にはいつでも開いています。部員はおのおの好きな時間に集まって活動しています。
但し、前述の無線コンテストと月一回水曜日の午後に開く部会には全員が集まります。

主な活動内容

電子工作作品(リニアアンプ)

電子工作作品(リニアアンプ)

基本的には部員の興味の向くものであれば何でも行うというスタンスですが、主な活動は次の3つとなります。

  • アマチュア無線
  • 電子工作 (ハードウェア開発)
  • プログラミング (ソフトウェア開発)

無線に関する活動の中心は、年3回の無線コンテスト(ALL JA, 6m & Down, 全市全郡)への参加になります。そのために、コンテストの2~3週間前から部員総出で準備をします。また、アンテナの製作なども行うことがあります。
電子工作・プログラミングなどの活動は、個人で一から十まで仕上げるものもあれば、何らかのテーマを決めて複数人でプロジェクトを立ちあげ、部員それぞれの得意な分野を活かして協力して開発を行うものもあります。その多くは毎年10月末にある「工大祭」を目標に開発が行われていますが、それに限らず気の向いたものを少しずつ作っていったりもします。また、部員の中には3DCGに挑戦している人などもいます。

活動に適した環境

無線研究部には豊富な書籍類や無線設備、UNIXとWindowsによる部内ネットワーク環境などさまざまな活動に必要な設備が充実しています。また、経験豊富な先輩や仲間からさまざまなアドバイスを受けることもできるので、やる気がある人には最高の環境です。

また無線研究部の部室は、第一学生食堂上のログハウス風のサークル棟の中にあります。部室の広さときれいさに関しては東工大の中でも有数だと思います。カーペット敷きの部室の中には冷暖房・冷蔵庫・電子レンジ・テレビ・パソコン・オーディオ等を完備しており快適に活動を行うことができます。

無線機を置けば、そこが世界への扉になる

インターネット全盛の現代、FacebookやSkypeといったサービスにより容易に世界規模のコミュニケーションがとれるようになりました。そんな時代の中、アマチュア無線は過去のものとなってしまったかのように思われますが、そんなことはありません。東京工業大学無線研究部では45人の熱意ある部員達はアマチュア無線を「最も熱いコミュニケーション手段」として楽しんでいます。

確かにインターネットを通じた通信は簡単かつ確実です。しかし、あまりにも簡単で何のチャレンジもありません。それに比べてアマチュア無線では世界中の人々と直接電波でつながります。アンテナから飛んだ電波が世界中の見知らぬ誰かに届き、会話をします。
その感動と興奮は他の通信手段では得られない格別なものです。

現在日本におけるアマチュア無線人口は約50万人です。
現在アマチュア無線は衰退ではなくむしろ発展の方向にあります。
若いころにアマチュア無線をやっていた人達の多くは、社会人として年月を重ねるうちに仕事や家庭の忙しさでアマチュア無線から離れることを余儀なくされました。その人たちが近年、退職を機にアマチュア無線の世界に戻ってきておりバンド内が賑わっています。その人数は大変なもので、バンドによっては電波を出す空きチャネルが無いほどです。
又、近年ではパソコンを無線機に繋いで行うデジタル通信が容易かつ一般的になっておりこの分野の人気も上昇しています。特に最近人気なデジタルモードであるPSK31やJT65は小電力で遠距離通信が可能である特徴を持ち、家の立地条件等で設備の制限が大きい無線家でも海外通信を楽しむことができるようになっています。

  • 世界中から集まったカードの数々

    世界中から集まったカードの数々

  • コンテストに参戦中の部員達

    コンテストに参戦中の部員達

話し相手の無線家はいつも大変フレンドリーです。無線で話す相手は多くの場合見知らぬ方です。しかし同じ趣味を持つ仲間としていつも話が盛り上がります。年齢・国籍はもはや関係ありません。アマチュア無線の世界での初対面は「会ったことがないだけの友達」に出会うことなのです。
又、交信した相手とカードを交換する文化があり、これもアマチュア無線の楽しみの一つです。

無線研究部はコンテストと呼ばれるアマチュア無線の競技に全員で参加しています。
シフトを組んで交代しながら24時間の間で、どれだけ多くの更新ができるかを競い合います。
成績は毎回約2000交信となっています。

マチュア無線には趣味の他にも重要な側面を持っています。それは災害時の通信手段としての役割です。災害時インターネットや電話回線は機能しなくなることがあり、そのような場面でアマチュア無線は連絡手段として有効です。東日本大震災では被災地における情報伝達支援等で多くの活躍がありました。

サークルの詳細

サークル名
東京工業大学無線研究部(JA1YAD)
コールサイン
JA1YAD
部員数
約45人
活動内容
主にアマチュア無線、電子工作(ハードウェア開発)、
プログラミング(ソフトウェア開発)をおこなっています。
活動場所
サークル棟3・3Fの部室
公式HP
東京工業大学無線研究部(別ウィンドウhttp://www.musenken.net