附属図書館

最高の理工系大学を支える知の集積の場

About 東工大 付属図書館について

現在の東工大附属図書館は、2011年7月にオープンしました。
新図書館は大岡山キャンパス計画における2本の重要な軸線、本館から桜並木のプロムナードに沿う軸線と、正門から線路に並行な軸線の交差する場所にあります。
新図書館の大きな特徴は、資料の収容場所、閲覧場所が全て地下に作られていることです。
地下の図書館エリアは二つのフロアからなり、全ての資料がこの二つのフロアに収容されます。
ガラス張りになっている地上の学習棟は、二階、三階部分が学生用の学習エリアになっています。

Concept 「学び」を象徴する大学の顔

模型写真:本館側より俯瞰

模型写真:本館側より俯瞰

図書館は大学にとって、「大学の顔」となる最も重要な施設で、大学の「学び」の場の中心であり、「知の集積」の場でもあります。そのため、キャンパスの「中心」となる場所に建設されました。
「中心」とは、キャンパス内で多くの東工大の学生・教職員の大多数が毎日通過する場所であり、キャンパス内の交通の結節点といえる場所です。
正門から本館へ向かう際のアイ・ストップとなるよう、本館前プロムナードと構内道路に挟まれた三角形を学習棟として建ち上げられました。

東工大附属図書館は、「大学の顔」として、東工大に訪れる人たちの目に触れる場所にあり、日々、多くの人たちに利用されています。

Feature1 国内最大の理工系図書館

東工大附属図書館には、65万冊以上(H23年度末時)の蔵書が収められています。
文部科学省から外国雑誌センター館の指定を受けており、世界各国の理工系雑誌を所蔵、閲覧できます。
国内では、ここにしかない希少性の高い文献も多数あり、他大学から文献の貸出しを依頼されることもあります。また電子図書館としても機能しており、契約している約7,000種の電子ジャーナルと、無料で利用できるものを合わせると、約20,000タイトルが利用可能です。電子ジャーナルでは、印刷版の刊行よりも早く論文が公開されるなど、最新の研究結果を速やかに知ることができます。

地下2階では、天井の高い開放的なスペースの中、閲覧・学習ができます。

地下2階では、天井の高い開放的なスペースの中、閲覧・学習ができます。

Feature2 先鋭的な建築

本館前プロムナードの延長線上に位置する、小高い丘を「緑の丘」と呼んでいます。この丘から延びる2階・3階に学習エリア、丘のすぐ下の1階には事務エリア、さらにこの丘とプロムナードに続く広場の下に、地下1階・地下2階からなる図書館エリアの大空間が広がっています。延床面積は、2階・3階も含め約8,600㎡に及びます。

地下の施設はキャンパスの景観や機能性に配慮されているだけでなく、耐震性にも優れています。
また、直射日光が入りにくいため、資料の保存場所としても適しています。その反面、施設の内部が暗く、閉鎖的になってしまうため、資料を閲覧する環境としてはあまり適していません。
そこで、附属図書館では地下の図書館エリアには資料の保存環境と開放的な空間を両立するための工夫が施されました。

開放的な空間をつくるために、建物の外部の地面を一部掘り下げて、掘り下げた部分の壁面をガラス張りにしています。ガラス面の周辺は広々とした吹き抜けになっており、この近くに机が配置されるので、ガラス面から入り込む自然光によって、快適に資料を閲覧することができます。また、地下一階中央の閲覧スペースには大きな三角形の天窓が設けられ、こちらからも日差しが取り入れられるようになっています。

地下空間に広がる閲覧スペース。

地下空間に広がる閲覧スペース。

Feature3 学生に開かれた透明感のある「学習スペース」

地上に建てられた三角形型の棟の2階、3階は学習スペースです。
学習スペースは窓に面してゆったりとした大きな机が造り付けられ、キャンパスの景観を楽しみながら学習することができます。
個室スペースも設けられており、学生達が、学習やグループ活動に集中できる環境が整備されており、友人と議論しながらレポート問題に取り組んだり、リラックスして本を読んだりすることができます。

学習棟は「チーズケーキ」の愛称で親しまれており、先端部分は、開放感のある学習スペースとなっています。

学習棟は「チーズケーキ」の愛称で親しまれており、先端部分は、開放感のある学習スペースとなっています。

User's Voice 学びのレベルを更に上げてくれる場所

工学部高分子工学科4年(取材当時) 中島 沙由香さん

工学部高分子工学科4年(取材当時)
中島 沙由香さん

試験勉強やレポート作成の時以外にも、1年を通して図書館はよく利用しています。論文対策のために、海外論文を要約する練習を行っています。

東工大附属図書館では、他の図書館には無い海外の優れた論文を自由に閲覧することができるので、とても恵まれた環境で勉強ができていると実感しています。