生命理工学院

ライフサイエンスとテクノロジーを学び、世界レベルの活躍ができる人材を育てます。生命理工学院では、ライフサイエンスとテクノロジーに関する幅広い専門的知識を学び、世界最高レベルの研究や開発を推進し、新たな科学技術を創造する能力を発揮できる、生命系理工学人材の育成を目指します。学士課程では、生命に関連する生物・化学・物理からなる理工学専門科目の基礎を幅広く学び、4年目には、学士特定課題研究(卒業研究)で最先端研究のスタートにつきます。そして大学院では、主に生命系の先端科目を学修し、研究を行う「生命理工学コース」と化学、材料、機械、電気・電子、情報等の分野と生命系分野を融合して学修し、研究を行う「ライフエンジニアリングコース」があります。学生には、欧米やアジアの先端大学への留学や企業へのインターンシップ等を通じて、グローバル社会で通用する能力の修得を推奨します。
大隅良典栄誉教授が「オートファジーの仕組みの解明」により、2016年ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。受賞決定後の動き、研究概要をまとめた特設ページをオープンしました。
高校生・受験生向け説明資料
生命理工学院で学ぶ魅力
幅広い分野から生命理工学を学べる国内最大規模の教育研究組織。
生命理工学の分野におけるフロンティアとして20年以上の歴史を持ち、ライフサイエンスとテクノロジーに関する生命理工学分野を、理学や工学のみならず、薬学や医学、農学の観点からも幅広く学べる、国内最大の規模を有する生命系学士課程と大学院です。
化学、物理、材料、情報にまでおよぶ研究にふれることができます。
生命理工学院では、約70名の教授と准教授等がライフサイエンスとテクノロジーに関する最先端研究を幅広い分野で実施しています。その研究分野は、生物系にとどまらず、化学系、物理系、材料系や情報系等多様な分野に広がっています。
幅広く多様な学びに対応して就職先も様々に広がっています。
生命理工学院で学ぶライフサイエンスとテクノロジーは、生物、化学、物理等の理学分野から、応用化学、材料、機械、情報等の工学分野を含むあらゆる応用分野と関係しているので、いろいろな分野の企業や研究機関等を目指すことができます。
生命理工学院の構成
生命理工学院 |
学士課程(1年目) |
学士課程(2~4年目) |
大学院課程 |
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生命理工学院 |
※ 複数の系に関連しているコース
生命理工学院の特色ある教育研究活動
幅広い分野から生命理工学を学べる国内最大規模の教育研究組織
生命理工学院は、ライフサイエンスとテクノロジーに関する理工学分野を理学や工学のみならず、薬学や医学、農学の観点から幅広く学べる、国内最高の規模を有する生命系学士課程と大学院(修士・博士後期)課程です。
化学、物理、材料、情報にまでおよぶ最先端研究を実施できます
生命理工学院は、約70名の教授と准教授等が、ライフサイエンスとテクノロジーに関する最先端研究を幅広い分野で実施しています。その研究分野は、生物系のみならず化学系、物理系、材料系や情報系にまたがる理工学分野です。
海外派遣やインターンシップを推奨します
大学間の協定による交換留学(長期・短期)、短期派遣プログラムを利用した海外派遣や企業へのインターンシップを推奨しています。生命理工学系での海外派遣プログラムや教員の国際的連携を通じて、海外の研究室や企業、国際会議への積極的派遣を推奨します。これらの取組も大学院の単位として認定されます。
国際的な環境で研究を実施します
海外から卓越した研究者が多数来訪し、共同研究やセミナーを実施しています。また各研究室には多くの留学生が在籍しています。学内においても国際的な考え方や研究力を養う環境が整っています。
幅広く多様な学びに対応して就職先も様々に広がっています
生命理工学院で学ぶライフサイエンスとテクノロジーは、生物、化学、物理などの理学分野のみならず、応用化学、材料、機械、情報などの工学分野を含むあらゆる応用分野と関係しています。生命理工学院で学ぶことにより、いろいろな分野の企業等に就職できます。
学生メッセージ
がん組織で悪さをしている細胞を見つける
生命理工学部 生命工学科※
吉田有沙さん(学部4年、2018年度)
がん組織は、がん細胞だけでなく色々な細胞が集まっていて、がんの成長や悪性化を助けていることが分かってきました。私はがん細胞を用いて、メッセージ分子が細胞から分泌され、またそれにより細胞が変化していくメカニズムを解明する研究を行います。仮説を立て、証明するためにどのような実験を行えば良いのかを自分で考えるのは難しいですが、スキルを身につけ、がんの悪性化について解明したいと思っています。
- ※
- 2015年度以前の入学者の所属です。2016年度以降の教育体系については学院・系及びリベラルアーツ研究教育院
のページをご覧ください。
高い専門性を誇る理工系大学でありながら、豊かで面白い文系科目も学ぶことができる
生命理工学院 生命理工学系
鈴木実乃里さん(学士課程3年、2019年度)
私の所属している生命理工学系では、生命科学だけでなく有機化学や物理化学、情報学など幅広い分野の学習を通して、生命現象について学びます。生命科学は学べば学ぶほど他分野の要素が出てくるため、幅広い分野を学ぶことで大きな知識の土台を築くことができると感じています。学士課程2年目から本格的に開講される専門科目では、遺伝学や光合成科学、発生生物学など、生命科学の分野でも細かく講義が分かれ、自分の興味に合わせてより深い先端的な知識を学ぶことができます。
東工大ではまさにその分野の研究の最前線で活躍されている先生方から直接最先端の知識を学ぶことができるため、非常に刺激を受けます。また、理工系のイメージが強い東工大ですが、実は文系科目も充実していて、講義や学内で開催される様々なシンポジウムを通して専門の理系科目と併せて文系科目も学べるため広い視野を得ることができます。高い専門性を誇る理工系大学で、豊かで面白い文系科目を学ぶことができるというのも東工大の魅力のひとつです。
取得できる教員免許状
- 学士課程
-
中学校教諭一種免許状(理科)
高等学校教諭一種免許状(理科)
- 修士課程
-
中学校教諭専修免許状(理科)
高等学校教諭専修免許状(理科)
情報公開
広報誌
コンテンツ
- 学院長からのご挨拶
- 生命理工学院の沿革・ルーツ
- 教育
- カリキュラム
- 学生の活動・国際交流
- 大学院プログラム
- 進路
- 教員・研究紹介
- センター・関連組織
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