イマを創る、先輩がいる

社会を変えるWEBサービスの開発を 株式会社アベリオシステムズ 取締役 イーグル亜沙

大手電機メーカーを2年弱で退職し、
システム開発会社を立ち上げたイーグルさん。
経営者として、また技術者として活躍中です。

手応えを直に感じられる仕事がしたかった

―起業した経緯を教えてください。

目の前のお客様の役に立つソフトを自分たちでつくり、その成果に応じて対価をいただく。そんなシンプルな仕事がしたいと考え、大きな組織を離れました。「堅実な道を行くより、手探りでもやりたいことをやる」というのが私の性格。「自分の力を試したい」という思いもあり、大学の後輩らと起業しました。

―会社設立から約13年。振り返っていかがですか。

実質3人でスタートした会社も、現在はおよそ40人。システムの受託開発ほか、最近はSNSなど自社サービスの開発にも力を入れています。社会を明るく楽しくするサービスの提供が理想ですね。

学生時代の学びが、いまの私の思考のベース

―大学での経験や学びは、いまの仕事にどう活きていますか。

学部では「基礎からの積み上げがいかに重要か」をたたき込まれました。どんな難題も、確かな土台から論理を構築していくことで解決の道が開ける。これは物理や数学といった学問に限った話ではなく、仕事や経営においても同様です。まさに当時学んだことが、いまの私の思考のベースになっています。

―起業後、東工大大学院にも入学しています。その理由は?

経営者の一人として会社を舵取りするなかで、もう一段階上のステージに登りたいと考え、イノベーションマネジメント研究科の修士課程で2年間学びました。技術や研究開発を社会の変革につなげるためには何が必要か─。理工系の大学院ならではの経営論はとても興味深かったですね。特に「いくら高い技術力があっても、しっかりした企業理念がなければ社会には受け入れられない」という話はとても新鮮で、自分たちの仕事をあらためて見つめ直すきっかけにもなりました。

―最後に、東工大を目指す人たちにメッセージを。

大学での学びは、あなたが"将来できること"の幅を必ず広げてくれます。それは"将来の自由"を手に入れることにもつながるはず。ぜひ東工大で、社会で勝ち抜くための武器を手に入れてください。

お客様の言葉の奥に潜んでいる本当のニーズに応えたい

  • 自社サービスとして「食事を通した価値ある出会い」をコンセプトに、今年6月にローンチしたソーシャルダイニングサービス『meeple』
  • 自社サービスとして「食事を通した価値ある出会い」をコンセプトに、今年6月にローンチしたソーシャルダイニングサービス『meeple』
  • PCとiPhoneはどんなときも手放さない
  • 上・中:自社サービスとして「食事を通した価値ある出会い」をコンセプトに、今年6月にローンチしたソーシャルダイニングサービス『meeple』
  • 下:PCとiPhoneはどんなときも手放さない

Profile

  • いーぐる・あさ
  • (東京都出身)
  • 東京工業大学第5類入学
  • 東京工業大学工学部電子物理工学科卒業
  • 日本電気株式会社入社
  • 株式会社アベリオシステムズ設立
  • 東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科修了

(2012年取材)